K様
宮前区
マンション
川崎市の、とある静かな街に佇む集合住宅。
K様のお住まいは、緑あふれる占有庭を眺めることができる、落ち着いた空間です。
ハンドドリップでK様が淹れて下さった珈琲は、有田焼の繊細で上品なカップから香しく匂いたち、癒しの空間が広がります。
―――この度、弊社へリフォームのご用命をいただいた決め手は何でしょう。
以前、玄関の工事を依頼した工務店では、フルリフォームを請け負えないと言われていましたので、新横浜から世田谷区までの広範囲でリフォーム会社を探し、見積もりを依頼しました。
マツドリフォームさんは、金額としては高かったのですが、工事内容を考えると想定の範囲内でした。現地調査の際は、時間をかけて丁寧に、あらゆる採寸をしていったことを覚えています。また、近所ということも、安心感につながりました。
―――ありがとうございます。職人の仕事は、いかがでしたでしょうか。
手すりを設置していただいた大工さんが、かなり年配の方でしたが、工事の手際が良くて驚きました。引っ越しの期日が迫っていたので、助かりました。
―――あの方はもうすぐ80代ですが、現役の大工です。腕のいい職人さんとの御縁を、大切にしています。
さて、オリーブグレーカラーが印象的で、素敵なキッチンですが、商品選びに迷いはありませんでしたか。
このキッチンは、メーカーのウェブサイトを見て珍しいカラーが印象に残り、とても惹かれました。ぜひ実物を確認したいと思い、マツドリフォームの営業さんに付き添っていただいて、ショールームへ足を運びました。
ショールームには様々な商品があり、目移りしてしまいました。そんな時に、ショールームのアドバイザーの方が、「最初の印象を大切にして決めた方がいい」とアドバイスをくださいました。その言葉がとても腑に落ち、迷いを断つことができました。
第一印象で決めたオリーブグレーカラーのキッチンですが、取手のカラーは変更しました。見本はブラックだったのですが、シルバーにした方が柔らかい印象になり、好みでしたので。
キッチンのカラーが決まり、そのカラーと調和する建具を、息子が迷わず選んでくれました。キッチンと建具のカラーが決まると、他の部材のカラーも選びやすくなり、すぐに決まりました。
対面のカップボードも、同じショールームで選ぶことができました。アドバイザーの方が、引き出し収納についての具体的な説明を、実際の動きと共にしてくださいました。説明を聞きながら引き出しを開けると、手持ちの和食器が整然と収まる様子を、鮮明にイメージできました。
リフォーム完成後、和食器を実際に収納してみたところ、まさにイメージ通りでした!
―――ショールームへ行かれたのは、正解だったのですね。
それにしても、綺麗に納まっている和食器、とても素敵ですね。
主人の実家より、いただきました。実家は有田焼の産地に近いため、手に入りやすいそうです。
有田焼の手描きの物は、繊細で味わい深い感じがして好きです。こうして収めてみると、あまり使っていなかった食器も目に留まり、使うようになりました。
このカップボードは、使い勝手がとてもいいですね。最下段の深型の引き出しでも、体に負担をかけることなく取り出せます。高さが99センチとハイタイプにも関わらず、引き出し以外も違和感なく自然に使えているので、本当に選んでよかったと思います。
―――収納を改善しただけで「物」が再び生かされるというのは、リフォームならではですね。
今回、和室を洋室へ変更されました。畳をフローリングへ、押入をクロゼットに変更しました。障子は生かす選択をされましたが、装飾が美しい工芸的な和箪笥、素敵な和風の小物と調和して、大人の和モダン空間に仕立てられたセンスに感動しました。
和箪笥は、手持ちの着物を収納したくて、近くのショップで購入しました。照明は、今回のフルリフォームで、インテリアに合うものへ変えました。クロゼットは大容量になり、便利になりました。リビングへの敷居も、バリアフリーを意識した引き戸を設置し、段差が解消されました。
―――いろいろとお考えになり、バリアフリーの工事を決められました。各お部屋への段差を解消し、洗面所や玄関には補強の上、手すりを取り付けました。備えあれば憂いなし、お住まいが安心安全になられて、何よりです。
この度は、インタビューをさせていただきまして、誠にありがとうございました。お忙しい折り、お引き受けくださいましたご厚意に、厚く御礼申し上げます。