VOL.6 選び抜かれた素材の質感を楽しむ | 株式会社マツドリフォーム

VOL.6 選び抜かれた素材の質感を楽しむ

I様
高津区 
マンション

ー今回は、弊社と20年余りお付き合いを頂いておりますI様ご夫妻をお訪ねしました。前回のリフォームでは主に内装工事と、システムキッチンのリメイクの工事を承りました。予めI様はしっかりしたプランを立てられ、ご自身で図面も描かれていました。

「リビングの壁の一面だけをタイル貼りにして写真を飾るコーナーを作りたかったんですね。タイルはマットなものと石調のものを選び、ランダムに貼ってもらいました。ダウンライトを点けると陰影が出てきれいですよ。タイルの目地は写真のフレームの金具が引っ掛けられるように、目地幅を2~3㎜でお願いしました。」(I様)

ーI様がそこまで計算さていたとは、おどろきです。可愛いらしいお孫さんのお写真がまるで壁に浮いているように飾られていて素敵ですね。デザイン関係にお強く、タイルの割り付け、壁の見切り材のステンレスまでご指示を頂きました。見切り材は当初付けたものの輝きが鈍く、イメージが合わなかったのでやり直しをしました。結果、仕上がりはスタイリッシュで、白を基調とした内装の素敵なアクセントになりました。

「住みながらの工事だったので、職人さんや設計、監督ともコミュニケーションが取れて、仕上がりの工程が見られたのは良かったです。タイルを貼る時も最初だけ職人さんにこんな風に並べてとお願いして、後は感性にお任せしますと。笑」(I様)

ーイメージやご要望を確認しながらI様と一緒に造っていくことが出来て、工事をする者たちも一層のやりがいを感じたと思います。ガラスの棚に飾られている焼き物も素敵ですね。

「陶器は実家を壊す際に勿体ないので大分持って帰って来ました。キッチンセットも使える部分は使おうと本体は残して、扉だけ交換。元々あったタイルも再利用して、赤のガラスタイルを新たに貼りました。」(奥様)

ーI様は一度に全てを新しくするのではなく、既存のものを残しながら住空間をリフレッシュされてきました。工程を楽しみながら、ご自分たちのスタイルを作り上げていらっしゃるように思います。前、前回の工事では室内扉の交換をさせて頂きました。

「室内ドアを変える時は、デザインと微妙な白の色にこだわって決めました。扉に厚みが感じられて、替えて良かったと思っています。」(I様)

ーカラフルな額絵やソファーの張地が、白い空間によく映えていますね。

「部屋を広く見せたいので、家具は目線よりも高いものは置かないようにしています。カジュアルなものもインテリアによく使います。イケアにも行ったりするんですよ。」(I様)

ー既製品をご自分でアレンジされたり、使いやすくリメイクされることが本当にお上手です。リビングのサッシから見える木々の緑がまた、素晴らしいですね。

「和室の扉が開き戸だったものを引き戸に替えたら、廊下から見える緑が広がりました。とても気持ちがよくて喜んでいます。」(奥様)

「今までに浴室やトイレ、他の部屋の内装などの工事もしてもらいましたが、一度には行わず、無理せず自分たちのペースで進めてきました。仕上がりの満足のいくリフォームをするには、何をどうしたいかが大事。夫婦で相談して決め、それをしっかり設計者などに伝えたうえで、別の提案があった時にはそれをきちんと聞く柔軟性を持つことも大切だと思います。」(I様)

 

ーI様、本日はありがとうございました。

 I様ご夫妻のものを選ぶセンスの良さ、質感の異なるもの同士のディスプレイの妙。上質な素材と配色のコーディネートを見せて頂きまして、大変勉強になりました。

お孫さんが遊びにいらした時に、壁の角でけがをしないようアクセント貼りのコーナータイルは全て平滑なものにされたところ、優しいお心使いがさすがです。逆にお客様からリフォームのヒントをたくさん頂いた工事となりました。

I様、今回はご協力誠にありがとうございました。これからの提案、施工業務に生かして参ります。

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