W様とインタビュアー濱田 泰之
高津区
一戸建て
防災意識の高さから川崎市の耐震工事の助成金に申し込み
ー今年から川崎市の助成金が下がりました。
「残念ながら助成金の使い勝手が悪いですよね。」(W様)
ー本当です。そのおかげでWさんはかなり苦労されましたよね。
「2ヶ月くらいで助成金の予算がなくなってしまうから、もう早いもの勝ちみたいになってました。だから、4月早々に申し込みました。」(W様)
「大きな地震がたびたび起こっていますから。自宅が昭和56年の耐震基準改正前の築53年でしたので建て替えようかどうしようかとずっと気にはなっていました。」(W様)
家を一部解体しなければ使えないことが分かった川崎市の助成金
「でも調査に来る診断士ってこちらで選べないんですよね。市のほうで選任された人が来ました。その人が、この家を診断して提案をしてくれたのですが、診断士の方それぞれに得意不得意があるようで。笑」(W様)
「この家がたまたま一部鉄骨なので、耐震工事の方法もいろいろな形があるのに、助成金を受けるにはその鉄骨部分を壊さないといけないって言うんです。もちろん自己負担で・・。」(W様)
「まあそれでもかまわないと言って申請をしました。なんだかんだ面倒な手続きをやって、書類を揃えて助成金が下りることが決定しました。
決定して担当者が来て、補強のためにリビングの広い窓側開口部は減らさないといけない、なんていうからね・・・。」(W様)
ー耐震にはいいかもしれませんが、窓を潰すのはリビング空間としては住まい手に優しくないですね。
助成金を使わない耐震工事への方向転換
「まあでもそうするしかないのかなと思っていたんですけど、たまたま知り合いに一級建築士の方がいて伺ってみたら、助成金を受けなくても耐震工事には色んな方法がありますよ、なんていうものですから。それで川崎市のホームページの中の診断士の一覧を見たら、濱田さんがいたんです。笑」(W様)
ーあの診断士の経歴書のページですね。笑
「高津区で十人くらいいたのかな?そのなかでも濱田さんのところはつい最近やった工事の紹介があったんです。他は十年前だとか古くて。耐震も新しい技術がどんどん出ているから、昔の知識じゃなくて新しい知識をもっている方がいいと思ったんです。」(W様)
「濱田さんを通じてマツドリフォームという会社を知りまして、地域密着を大事にしているということも知りました。私も頼むなら地域密着の会社でと考えていましたので。店舗もチラッと見に行ったんですよ。」(W様)
ーそうだったんですか!笑
「もう市の方から決定通知が出ている中でしたので、どうなのかなっていろいろ考えましたが。」(W様)
ー助成金にも期限がありますからね。
「4月に申し込んで、5月24日に決定通知が来て濱田さんに会ったのは6月入ってからだったかな?プランニングは6月7日にもらって6月18日に助成金の取り消しの通知をしたと記録しています。」(W様)
ーそうでしたね。あのときは期限がある中でご検討されてかなり大変でしたよね。
W様が選ばれたのは工事箇所を可能な限りコンパクトに押さえながら家と命を守る工事
「既存の建物を大改修せず、川崎市の補助金と同等レベルの耐震補強になりましたね。」(W様)
ーお金をかければいくらでもできるんですけど、やっぱりそういうわけにはいかないですからね。耐震のために大きな改修をしてしまうと家の雰囲気が随分変わってしまいますし。出来るだけコンパクトにできるところはコンパクトに・・
ーどこを目指すかというのが耐震工事の大事なところですね。リビングと玄関は既存の雰囲気を大切にしたいので工事を避けたいというお話を頂いていました。いいですよね、この家の雰囲気私も大好きです。
「こういうのが流行った時期があったの。笑」(奥様)
ー私の実家もこんなに立派じゃないんですけど、こんな雰囲気だったんです。けど取り壊しちゃったんですよ、それがやっぱりショックで。だからこちらにお伺いすると嬉しくなります。
最後にコメントをお願いします
「濱田さんに頼んでよかったです。」(W様)
「ほんとに、濱田さんのおかげです。地域密着っていうところがやはり安心です。濱田さんはすぐ駆けつけてくれるしね。笑」(奥様)
ーW様、ご協力誠にありがとうございました!