先日、安全運転管理者等講習を受けてきました。
営業車を一定台数以上保有する事業所には、年1回の受講が義務付けられています。
今回も会場は高津市民館。
しかし、開始時間を過ぎても受付が始まらないというトラブルが発生・・
原因は、受付スタッフと機材が交通事故で遅れたこと。やむを得ない事情ではありましたが、会場では一部の受講者が、大声で何度もクレームを入れる姿が見られました・・
もちろん、主催者側にも改善すべき点はあったと思います。
しかし、不可抗力によるトラブルに対して、執拗に怒りをぶつけることが、果たして建設的なのか?
私自身、少し苛立ちながらも自問する時間となりました。
私達も、お客様からクレームを頂くことがあります。その多くは、期待の裏返しであり、真摯に受け止めるべき貴重な声ばかりです。
そして、クレームを下さるお客様は、私達の立場や事情に目を向ける「寛容さ」や「柔らかさ」をお持ちの方が多いと感じています。
恐れず物申せば、私達を一人の人間として扱って下さるからこそ、クレームに真正面から向き合う姿勢と反省が生まれるのだと思うのです。
さて一昨日、新規のお客様から感謝のお手紙を頂きました。
「仕上がりにとても満足しています。担当者の対応も丁寧でした」とのお言葉に、スタッフ一同、大きな励みを頂きました。
信頼は、技術だけでなく、人と人との向き合い方から生まれるものだと、改めて実感した次第です。
クレームも、感謝のお言葉も、私達を成長させてくれる大切な声です。
その両方に「心」があるからこそ、私達は前に向かって進めるのだと思っています。
代表取締役 松戸 明