2011年3月11日、東日本大震災が発生し、東北地方を中心に各地に甚大な被害をもたらしました。
あの日から14年・・今も復興が続く地域があり、震災の記憶を風化させないことの大切さを改めて感じます。
地震が起きた瞬間のことは今でも忘れることが出来ません。
それまでも耐震工事の実績が豊富であった弊社においては、奇しくも震災当日の朝刊の折り込みに「耐震診断のお知らせ」というチラシを配布していたのでした。
そして、地震発生のまさにその瞬間、私は、宮城県石巻市に工場を持つ耐震の建材を扱っているメーカーの営業マンと打合せ中・・後日聞いた話では、石巻市の工場は、津波の被害により跡形もなく消失したとのことでした。
こんな偶然が起きるのでしょうか?
当時、弊社のスタッフが呟いた「吐き気がする・・」という言葉が今も耳に残ります。
先達てのブログでも書いた気がしますが、住まいに関わる仕事をする者として、家の安全性や防災の重要性を常に念頭に置き、地震だけでなく、台風や豪雨などの自然災害が増えている今、安心して暮らせる住まいづくりを目指していかなければならないと痛感しています。
これからも、震災の教訓を忘れず、防災・減災に役立つ住まいの提案を続けて参りますが、お客様におかれましては、どうかご理解下さいますよう、切にお願い申し上げる次第でございます。
あの日を忘れず・・そして未来に繋ぐために。
代表取締役 松戸 明
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