昭和43年築の木造2階建て住宅の改修工事が始まりました。
耐震診断をした際に、かなり傷みが進んでいることが分りました。
そこで、今回の改修工事は、悪くなっている所を改修すると共に、耐震強度を現在の基準に近いレベルまで上げること。
建物を劣化させる原因になっている、水漏れ、雨漏りの箇所をきちんと直すこと。
そして、今後建物に対して必要以上の心配をしなくて済むように、安心できるようにするためのリフォームです。
土台(建物を一番下で支えている木材)が、お風呂からの水漏れにより腐ってしまい、完全になくなってしまっていました。
(柱が、完全に宙に浮いた状態です。)
お風呂は、以前に直したことはあるそうです。
その時の大工さんの判断なのか、その場しのぎの改修をして、原因のお風呂から床下への水漏れをそのままに放置していたため、更に木の腐食が進んでしまい、建物の強度にも問題が出るほどに悪化していました。
解体前のお風呂です。とてもきれいで、まさか水漏れがしていたとは思えません。
今回の工事では、その腐ってしまった木材を新しくします。
そして、耐震補強を行うことで、新築当時より強い建物にします。
浸水により土台が腐食しています。
また、お風呂も防水がしっかりしているユニットバスにして、これからは水漏れの心配をしなくて済むようにします。