幼少期の子供を賢く育てるには、まず子供にとって快適な環境をつくることが重要になります。
子供が集中して取り組める環境をつくることで、やる気につながり、勉強もはかどります。
大切な幼少期に寄り添い、快適な環境づくりをするには、何といってもリフォームが効果的です。
そこで今回は、賢い子供を育てる住まいづくりをするためのリフォームのポイントについてご紹介したいと思います。
賢い子供を育てる住まいづくりのポイント
東大生の8割が、リビングで学習していた。(※)
※「東大脳の育て方」(主婦の友社)より
幼少期の子供が集中して勉強するうえで適した場所となるのは、まずリビングが挙げられます。
というのも、親の目が届く場所であることから、子供も安心して勉強に取り組めるためです。 しかし、リビング学習には、子供のために十分な環境を整えてあげなくてはなりません。
リフォームによる賢い子供を育てるためのリビングでの環境づくりについて、いくつかのポイントを簡単にご紹介いたします。
対面式キッチンに子供用のスペースをつくる
対面式キッチンのカウンターに子供用の勉強用スペースをつくるリフォームは、リビング学習に有効です。
ダイニングテーブルを利用することもひとつの方法ですが、子供専用の勉強机を造作すると、よりやる気を引き出す効果が期待できます。
子供にとっては、すぐ近くに親がいることで集中力が高まり、わからないことがあった場合でもコミュニケーションを図れる点は大きなメリットです。
また、対面式キッチンは、料理をしながらでも室内全体を見渡せるため、親の立場からも目が届く安心感が得られます。
カウンター下に収納を設けると、日常使いのストレスがなくなる。
奥行が45センチあるので、大人用の作業スペースとしても使える。
リビングの一角に子供用のスペースをつくる
リビングの一角に子供用の勉強用スペースをつくるリフォームも、リビング学習に有効です。
リビングの一角に、机や棚などを造作することで、勉強に集中できる機能的な空間づくりが可能となります。
棚の段数や照明、コンセントなど、使い勝手のよい位置へ任意に設置できる自由度があることもこの方法の魅力です。
また、子供が使っていないとき、あるいは成長にともなって子供部屋を新しく設けた場合でも、親の仕事や趣味のスペースとして利用できます。
》お客様施工事例「家族の集う円形パソコンスペース (川崎市中原区)」
家族が一緒に勉強できる環境をつくる
家族が一緒に勉強できる環境をつくるリフォームは、リビング学習に有効です。 家族で一緒に勉強すると、子供が勉強中に悩んでいるときにも親が先生代わりになって教えてあげられるため、つまずきをその場で解消できます。 複数の人が座れるようにカウンターの幅を広く確保したり、また、壁にホワイトボードを設置したりするリフォームで、快適な環境をつくれます。
サンゲツ社の、子どもの感性をはぐくむ壁紙「Blackboard」。
チョークで自由に描き消しができる黒板のような壁紙は、ピンクやミントグリーンなどのカラーラインナップも豊富で大人も楽しめます。写真は、K304(サンマグネシタジ)とRE53271(壁紙)を組み合わせ、チョークの使用に加えマグネットによる掲示が可能に。
ホワイトボードマーカーで書き消しができ、マグネットも使用可能なシンコール社の「お絵描きウォール」。
接着剤で貼り付けるタイプのシートで、既存クロスの上から貼り付けられる場合も。
磁石の保持力は、磁石耐荷重の7~10%と、コピー用紙一枚程度なので、気軽に使いたい場合におすすめ。
まとめ
幼少期の子供が勉強に取り組む場所としては、リビングが非常に適しています。
しかし、そもそも勉強するためにつくられた空間ではないため、リフォームを行うことにより、快適な環境をつくってあげる必要があります。
賢い子供を育てるためにも、リビング学習のスペースを設けるリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。
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