住宅のリフォームを計画しているとき、空間の有効利用を考えているなら、アイアンパイプの設置がおすすめです。
アイアンパイプは、非常に多機能でありながら、見た目にもスマートで、インテリア性の高いアイテムでもあります。
そこで今回は、アイアンパイプとはどのようなアイテムなのか、またどのように使用すると便利なのかなど、ご紹介したいと思います。
アイアンパイプとは?
そもそもアイアンパイプとは、衣類などをかけることを目的とする鋼製のハンガーパイプをいいます。建物内の壁や天井に設置するだけで、どこにでも衣類収納として機能する、利便性の高いアイテムです。
一般的にハンガーパイプといえば、光沢のあるステンレス製のものをイメージする人が多いかもしれません。
もちろんステンレス製のハンガーパイプも優れたアイテムですが、焼付塗装を施したアイアンパイプなどは、そのシンプルでモダンなデザインがインテリアのアクセントとして評価でき、空間がワンランクアップします。
また、アイアンパイプは、通常よくある1本物のタイプのほか、コの字型やL字型などいくつかの形状が用意されていることも特徴です。
どこに設置しても使いやすい便利なアイテム
アイアンパイプは、建物内のどこに設置しても使い勝手がよいので、簡単に快適性を高められます。 おもな活用シーンについて、以下にご紹介いたします。
クローゼットでの活用
アイアンパイプをクローゼット内に取り付けて、衣類のハンガー掛けとして使用する方法です。 高さや奥行きを変えて複数設置すれば、ムダが生じることなく空間を有効利用できます。 また、アイアンパイプの高さを考慮すると床面に収納スペースを確保できるほか、上部に棚板を設置して組み合わせれば収納ボックスやその他小物などを収納することも可能です。
リビングでの活用
アイアンパイプをリビングの天井や壁に取り付けて、衣類のハンガー掛けや室内干し、そしてインテリアの演出として使用する方法です。
デッドスペースになりやすい室内の天井下も、アイアンパイプを設置するだけで、ちょっとした衣類のハンガー掛けや室内干しなど、空間の有効利用ができるようになります。
また、アイアンパイプに観葉植物を吊るすと、まるでカフェのようなおしゃれな空間演出も可能となります。
洗面室での活用
アイアンパイプを洗面室の天井や壁に取り付けて、ランドリースペースとして使用する方法です。
洗濯機のすぐ近くにアイアンパイプを設置すると、移動することなく室内干しが行えるようになります。
家事のムダを省き、時短を図るには、家事動線の距離を短くすることが重要なポイントとなります。
家事の時短が実現すれば、ストレスが減り、暮らしにも余裕が生まれます。
まとめ
アイアンパイプは、建物内のどこに設置しても便利に使える、非常に優秀なアイテムです。
ただし、アイアンパイプを取り付ける箇所には、原則として下地補強などが必要となります。
仮に、下地がないところへアイアンパイプを取り付け、重い物を吊り下げたときには、天井や壁などを壊してしまう恐れがあり注意が必要です。
そのため、設置を検討している場合は、一度リフォーム相談をしてみるのもよいでしょう。
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