「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあります。
意味を調べると、「どんなことであっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するので、上達が早いということ。」とあります。(※故事ことわざ辞典)
また、かつての私もHONDAのロゴを背負って、日々自動車やオートバイの修理に従事していたことがありますが、ホンダの創業者である本田宗一郎氏は、著書である「得手に帆あげて」の中で、「得意なことを仕事にしなさい」と説いています。
では、自分が選んだ職業が、好きで得意だとしたら、その人は最高の職業に就いたと言い切れるでしょうか?
もちろん、偉人の考えや格言の上げ足を取って皮肉を書くほどの教養や哲学を持っている訳でもなく、本田宗一郎氏は、私にとって最も尊敬する経営者であることを伝えるためにこのブログを書いている訳でもありません。
つまり、好きで得意な仕事が、嫌いで不得意になってしまったらどうするの?ということが聞きたい訳で、私自身が住宅リフォームというこの仕事を好きで始めた訳でも得意で始めた訳でもなく、上手に人を使えた訳でも世渡り上手な訳でもなく、この仕事に振り回され、悩み傷つき、怒り、泣き・・・
「でもがんばろう!」
と、思える仕事に出逢えたことを自慢したいのです。(エッヘン!)
それは、好きとか得意とかを超えた「天命」であるとさえ思っています。
かつて私は、自動車業界を25歳で辞め、求人誌を目を閉じ、指で指した会社がリフォーム会社でした。(笑)人生の分岐点では、得てして自分が意図しない、何か不思議な力に引き寄せられることがあるようです。だから、求人サイトを開き、目を閉じスクロールして、クリックしたのが当社であれば、あなたの人生にとって、何かの思召しなのかもしれませんので、勇気をもって応募して頂くことは全然ありな訳です。
代表取締役 松戸 明