N様は購入されたマンションの入居にあたり、水廻り設備の交換と南側の部屋の間仕切りの撤去をご希望でした。着工から3週間後のお引渡しに、ちょうどお引越しのお荷物を入れられているところをお邪魔しました。
こちらのお宅は、築38年程経っており、5年前に以前のオーナーが全面リフォームを済ませていました。既存のドアがまだきれいでしたので、建具はそのまま活かすことにして、新しく付ける収納の折り戸を、付いているドアと同じメーカーにしました。若干の違いはあれ、統一感が取れて違和感なく仕上がっています。
下の写真の手前にあるドアが既存、上下の写真の折り戸が新規に取り付けたものです。
間仕切り壁に折り戸を付けたことにより、リビングダイニングと北側の部屋までが収納スペースを通して繋がるようプランニングしました。
写真はリビングダイニングから、クローゼットを通して隣室を見たところです。
各部屋の折り戸を開けると南北に風を通すことができ、湿気をこもらすことなく、衣類を管理できます。クローゼットからベランダまでの導線が一直線なので、洋服の出し入れがしやすく、虫干しをしたい時なども楽にできますよ。(担当:河野)