そのお施主様より、ビフォーアフターがあるほうが分かりやすいですねと、掲載の許可を頂きましたので、ご紹介させていただきます。
お施主様のO様邸では、もともと洗面室を入って目の前に洗濯機置場、入って右に洗面化粧台という配置でした。
洗面化粧台は既製品の幅75㎝のもので、枠内に設置されていましたが、洗濯機の方が奥行きの少ないスペースになんとか納まっているというような状況でした。
なんとなくスペースには余裕があるのに、うまく使い切れていない、といった印象でしょうか。
奥様は洗剤を入れ替えたり、ちょっとした物を置けるスペースをご希望していたこともあり、洗面台を大きくして、位置は逆にした方がよいのでは、とのお考えでした。
そこで、空間を有効活用し、ピッタリと納まるオーダーの洗面台と それを生かすような内装をご提案させて頂きました。
シックな感じが好きだという奥様に、窓枠色とのバランスを考えた濃すぎないブラウンの面材とそれに映える白系の天板および洗面ボールをおすすめしました。洗面ボールはすっきりとした印象のアンダーカウンター型です。面材は木目を横方向で使用することにより、よりスタイリッシュなイメージとなります。また、正面のクロスを薄いブラウンのアクセントクロスにして、落ち着いた大人の空間に仕上げました。
下台は、引出しが2段と右側を開き扉にしました。
洗面台やキッチンは奥に置いたものがどうしても取りにくくなるので、やはり引出しがお勧めですね。
洗濯機も旧洗面台置場にピッタリとはまり、一安心です。
工事後に、洗面台を大きくしたのに空間が広くなったように感じるとのお言葉を頂戴し、また、他のところもリフォームしたくなってしまう、とも仰られ、本当に嬉しかったです。
シックな大人の洗面室で、短い時間でも、楽しく過ごして頂ければ幸いです。
O様、有難う御座いました。