今、トレンドとなっているリフォームのひとつが、「広いリビング空間」を作る間取り変更です。
圧迫感のない、広いリビング空間を作ることで次のメリットがあります。
✓ 明るく居心地の良い雰囲気が作れる
✓ 家族それぞれが好きなことをして過ごせる
✓ 空間に高級感が出てゆとりを味わえる
他にも、リモートワークなどで在宅時間が増えた方からの人気も高まっています。
今回は、おしゃれで開放感あふれるリビング空間を実現するリフォームのポイントを解説します。
「広いリビング空間」を作るポイント
☑ オープンキッチンを取り入れる
☑ 趣味や仕事の空間を作る
☑ 収納をたっぷり作る
☑ 壁や天井にアクセントをつける
☑ 他の部屋をコンパクトにまとめる
オープンキッチンを取り入れる
オープンキッチンのあるLDKが一体になった空間は、家を最も広く見せることのできる間取りです。
家族や友人が集まってホームパーティをするにも使いやすく、日頃の生活動線もシンプルになります。
趣味や仕事の空間を作る
広いリビングの一角に、半個室タイプの趣味コーナーや書斎コーナーを作った間取りも人気です。
リビングの広さを活かすポイントは「ゆるやかに仕切る」こと。
間仕切を低めの高さに抑えたり、ガラスや格子状のものにしたりと、空間を分断しないよう工夫します。家族の気配を感じながら、適度に集中できる空間に仕上がります。
明るくコミュニケーションの取りやすい空間にデスクがある環境は、子どものスタディーコーナーとしての活用にもぴったりです。
収納をたっぷり作る
リビングに圧迫感を感じる理由のひとつに、ついモノが置きっぱなしになってしまう…という環境が挙げられます。
そのためリビングをリフォームする際には、大きめの収納も同時に計画することをおすすめします。
上着やカバン、書類、子どものおもちゃなどを収納に収めることができれば、生活感を感じさせないスッキリとした開放感があるリビングを毎日保てるようになります。
壁や天井にアクセントをつける
リビングのインテリアにアクセントを入れメリハリをつけることで、空間をより広くゆたかに感じさせることができます。
例えば壁の一部をアクセントクロスやタイルなどで色や素材を変えれば、広いリビングが表情豊かになり高級感も演出することもできます。
また梁が現しになった天井にすれば、シンプルな空間に木の素材が効いた北欧モダンのような空間になります。
他の部屋をコンパクトにまとめる
寝室やユーティリティなどの部屋を小さくする、または部屋数を減らす方法も、リビングの広さを最大限に確保する上で検討の価値があります。
趣味や勉強・仕事・家事など、これまで他の部屋で担っていた機能をリビング廻りに集約させるのです。
この場合、プライバシーを確保したい部分は緩やかに隠れるように計画します。
他の個室ではあくまで寝るだけと割り切ることで、リビングに自然と家族が集まる、生活動線がシンプルになる等のメリットが得られる方法です。
まとめ
間取り変更で、「広いリビング空間」を作るリフォームについて解説しました。
本記事を参考に、豊かな時間が流れる空間づくりを、リフォーム担当者と一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
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