大量消費の時代
「物を長く使う」ということが少なくなってきたなと感じることがたくさんあります。
ましてや、親から子へ引き継いでいくものってどのくらいあるでしょうか?
先日、妻が七五三のときに着たおばあちゃんが作ってくれた着物を子供の着させるという話がありました。
着物には少しシミが出ていましたが、世代のつながりが感じられる良い出来事でした。
そもそも、その着物を大切に取っておくという気持ちが素晴らしいですね。
思い返せば自分も親の服やかばんを使いまわしたりしていたことがありました。
今自分の身に着けているものや使っているもので子供に残せそうなものってどのくらいあるでしょうか。
最近は、家具でも洋服やアクセサリーでも住宅関係でも、それなりに見目のいいものがそれなりに安い価格で購入できるようになりました。それは移り変わりの早い流行に合わせたり生活を豊かにする上では必要なことかもしれませんが、物を簡単に購入し消費廃棄していくことに慣れてしまったなーという感じです。
やはり安易にものを買って使わなくなる生活を見直すことも必要だと強く思いました。
今後は、「良いもの」を厳選して集めて行きます。
ただ何も高価なものやブランド品を購入しようというわけではありません。
ある程度の耐久性や品質は必要ですが、長く使う前提で本当に気入ったものを見極めて購入するという姿勢を大切にしたいと思います。