マツドリフォームが加入している団体の一つに「一般社団法人ステキ信頼リフォーム推進協会」という国土交通大臣の認可法人があります。
弊社の場合、「たくみ会員」と「流通会員」の二つの会員資格を持っています。この団体に加入した理由は、ズバリ、家を売却したいお客様の住宅(マンション含む)を、国が定めた基準を満たした住宅にし、「安心R住宅」という、これまた国が商標登録した専用のロゴ(上記画像参照)を使用する権利を取得した上で、お客様の住宅の価値を高め、早く高く売却するお手伝いをするためです。
具体的に国が定めた基準を満たした住宅とは、耐震性があり、ホームインスペクション(建物状況調査等)が行われた住宅であって、リフォーム等についても情報提供が行われる既存住宅をいいます。
具体的には、
1.耐震性等の基礎的な品質を備えている。
2.リフォームを実施済み又はリフォーム提案が付いている。
3.点検記録等の保管状況について情報提供が行われる。
中古住宅は、「不安」「汚い」「わからない」といったマイナスイメージがあります。しかし、それらを払拭し、魅力的な住宅に仕立て上げられれば、買う側にとっても安心です。
弊社も創業から間もなく30年を迎えようとしており、また、工事件数も1万件を優に超えておりますが、以前リフォームをして下さったお客様やアフターフォローでお邪魔したお客様から、「家を売りたいのでリフォームをしたい」というご要望が年々増えてきております。
大半のお客様は、不動産屋さんから「リフォームしないと売れない」若しくは「高く売れない」と言われたということで、見た目を良くしてほしいというご要望が殆どを占めています。確かに見た目を良くすれば、売りやすくなり、また高く売れることもあるかと思います。
しかし、そのことについて矛盾を感じるのは私だけでしょうか?
見た目だけを良くしたとしても、現在、中古住宅を捜している方の中には、ホームインスペクションを実施した上でリフォームを考えている方が多くいらっしゃいます。つまり、この物件は、現在どのような状態で、今後どのようなリフォームが可能か?ということを知りたい訳です。また、これまでのリフォーム実施の履歴を具体的に知りたがる方も増えてきました。より正確な情報が確認したいという欲求があるのです。売主様が見栄えを良くするためにリフォームをするくらいなら、少しでも安くしてほしいというのが本音でではないでしょうか?
住宅を早く高く売却したいのなら、もし自分が買主の立場だったら、どのような住宅が安心か?という基準で考えて頂くことが大切です。
そういった意味においても、国が定めた「安心R住宅」は、リフォームを実施していなかったとしても〝リフォームの提案書〟を作成することで、リフォーム後のイメージも付きやすいですし(※リフォームを実施しなくても良い)、また、耐震性及び防水性を担保している物件ですので、かし保険にも加入出来ます。したがって、文字通り安心な住宅と言えますので、住宅を早く高く売りたい方は、是非検討してみて下さい。