新築とリノベーションどちらが良いのかは、予算や目的に応じて変わってきますから一概には言えません。
そのため、それぞれのメリットとデメリットを理解した上で、目的に合わせて利点の多い方を選ぶのが正解ということになります。
基本的にお金が無尽蔵にあると仮定した場合には、新築のほうが自由度も高く、好みの住まいにすることが出来ますから、予算の条件がなければ新築の方が良いと言えます。
しかし、現実的には予算は限りがあります。
予算は非常に大きなウエイトを占めていますので、リノベーションの場合、新築より安い金額で出来るということは、非常に魅力的な長所と言えるでしょう。
例えば、50坪の一軒家を新築するとなると、少なくても3000万円程度は覚悟しなければなりませんが、リノベーションであれば1000万円から2000万円の費用で快適に暮らすことが出来る住まいを手に入れることが出来ます。
1000万円という金額は無視することが出来ないくらい大きな金額です。
このように、リノベーションのメリットは費用の面が上げられますが、別の利点としてはすでにある建物が気に入った場合、それを活かして中身を新しく変えることが出来るという点にあります。
古民家のような古い物件は、古いところに良さがある訳で、新築ではなかなかこのような家を建てるのは難しいものです。しかし、そのまま住むには快適性の面で問題がありますので、リノベーションで良さを活かしつつ、快適性も向上した住まいにも出来ますから、このような場合にもリノベーションを選択する利点は大きいといえます。