産廃処理の悲しいお話 | 株式会社マツドリフォーム

産廃処理の悲しいお話

画像は、あるキッチンメーカーの営業から手渡された、産業廃棄物に対する注意書きのチラシです。聞くところによると、現在このチラシをリフォーム会社1件1件訪問して責任者に渡し、注意喚起を促しているのだそうです。

何故このチラシをキッチンメーカーの営業がわざわざ配っているのかというと、キッチンの工事で発生した産業廃棄物や梱包に使われていた段ボール等が不適切な場所に捨てられており、多数のクレームがキッチンメーカーに寄せられてきているからだとのことでした。

このチラシに目を通すと、産業廃棄物の処理は、元受け業者の責任において行われなければならないということが書かれています。産廃の不法投棄は随分前に社会問題になり、ワイドショーを中心に世間を騒がせたことがありますが、「今更ですか?」

しかし、その背景には、昨今の価格競争激化の影響も少なからずあるようです。無理して契約を取ったものの、利益の取れていない元受けのリフォーム会社は施工を依頼した下請け業者に対し、本来やらせてはいけないゴミの片づけから残材処理までを一括して丸投げします。そして、元受け業者から産廃の費用をもらえない下請け業者も困ったあげく・・・

場合によっては、施主責任も問われる不法投棄に対し、いまだに身勝手な発想で安易な行動をとる、時代錯誤の「元請け業者」と「下請け業者」が存在することに驚くのですが、バレなきゃ何でもOKとでも思っているのでしょうか?お天道様はお見通しだと思いますがね・・

いずれにしても弊社においては、「私の目が黒いうちは、お金のために魂を売るような行為は絶対にしない、させない」を徹底するぞ!と誓う、今日この頃です。

代表取締役 松戸 明

 


※マツドリフォームでは、SDGsへの取組みとして、ダンボールなど現場で出る多様な資源を自社にて収集し、同区にある中間処理施設に直接運搬をしています。地元密着にこだわり、施設への運搬を近距離に徹底、効率をよくさせることにより、CO2排出を低減させています。
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