建物の施工方法や間取り、素材とその老朽度などを元に算出し、その建物の地震に対する安全度を点数で評価します。 本日は、診断書を作成する基となる建物の診断を行いました。
まず、建物の外周から点検します。 外壁や基礎、窓廻りなど老朽度やひび割れ雨漏りしていそうな箇所などを見ます。 次は、室内。 全室まわります。 壁の素材や雨漏り、ひび割れなど確認。 それと、床の傾斜具合も確認します。
そして、屋根裏の点検をします。 天袋収納の天井板をずらし、そこから這い上がります。 出張ったおなかが邪魔をしてしまいます。 (痩せなければ・・・。)
屋根裏の点検。 雨漏りやネズミの侵入などを確認します。 それと共に、屋根組の構造も把握します。
最後に床下を点検します。 床下では、湿気状況と白アリやカビの発生、木材の腐食、 基礎のひび割れ、木材の固定状況などを確認します。 その他に、床下の水道などの配管の水漏れや浴室からの水の染み出しも同時に確認します。
屋根裏や床下など、普段目にすることのない箇所は、写真を撮影しますので、それをお見せしながら、状況を説明します。 木造住宅は、水の侵入により木が腐食することが何よりも大敵です。 点検の時は、特にその点について注意して行います。 耐震強度や水漏れなど、建物の状況を知ることが、家のメンテナンスの基本であり、第一歩だと思います。 調査・診断は無料ですので、一度、専門家に診てもらうと良いと思います。