唐突ですが、私、洗濯物はいつも部屋干しをしています。いつもは軽く乾燥をかけるのですが、ここ最近、洗濯乾燥をかけなくても部屋干しで乾く季節になったのに気づきました。秋も終わり、冬が近づいてきていることを実感します。
コンクリート造の建物は特に冬場の乾燥と、北側の部屋で外壁に面する壁や窓ガラスの結露が気になりますね。結露対策として窓は2重サッシなどで対策が出来ますが壁は困ります。
そんな状況を改善できるものの一つに吸放湿性を持つ壁装材を採用することが挙げられます。 珪藻土など左官材料も勿論、手軽に採用でき、且つインテリアのアクセントにもなる「エコカラット」も人気があります。
発売されて15年ほどになりますが、その間デザインを変えながら特にマンションのインテリアなどには良く採用されています。 下記は以前に当社で採用させていただいた事例ですが、お客様がこの商品の特徴をよく知っていることもあり、吸放湿、臭いの吸着、インテリア性、それぞれの効果を狙って要所要所に採用していただきました。
冬場は加湿器を入れないと逆に乾燥しすぎてしまうところはありますが、加湿器の余分な水分は吸着させ、霧吹き等で水分を吸着させることによって、放湿も期待できます。
部屋干しや、濡れタオルを吊っておくのも効果はありますが、ずっと吊っておくわけにはいきませんものね。
タイルのエレガントさや、天然石の質感には及ばないところはありますが、機能とデザインが現代のインテリアに合わせやすいエコカラットは、改めて注目したい素材です。