本日は、暖かい陽気の中、「パークシティ新川崎」のリフォーム相談会を開催しました。
折角のお休みで、ご来場頂きました方におかれましては、誠に有難うございました。
キッチン等、水廻りのご相談が多かったと聞いておりますが、今後、お打ち合わせを進めていく中で、現在の暮らしで抱えている不便や悩みを解消出来るような最適なプランを作りますので、どうかご期待下さいませ。
さて、タイトルについて。
現在でこそ、住宅リフォームは至極当たり前のこととして認識されていますが、私がリフォームの仕事に就いた・・今から約30年前には、まだリフォームという言葉も一般的ではなく、家の修理や部材の交換を「営繕」と言っていました。
また、リフォーム専業会社も少なかったので、自宅のリフォームの相談は、必然的に家を建ててくれた工務店やハウスメーカーに依頼することになります。しかし、信じられないことに当時の町の工務店やハウスメーカーの営業マンの大半が、こぞって「リフォームは面倒くさい・・」と言っていたことを今でもはっきりと記憶しております。
その頃は、日本全国津々浦々、いわゆるバブル経済真っ盛り!建築業界の大も小も新築一辺倒で、「単価の低いリフォームなんてやってられない!」といったところだったのでしょうか?大手ハウスメーカーなど「100万円以下は小工事」といって顧客からのリフォーム依頼から逃げ回っていたといいますから・・。
弊社の創業当時、お客様からのお問い合わせの際には必ず、「なぜ、建てた会社にリフォームを頼まないのですか?」と聞いたものです。しかし、「頼んでいるのに来てくれない・・」という答えが大半でした。まぁ、正直言いまして、町の工務店もハウスメーカーもリフォームに積極的でなかったからこそ、私のような者でもリフォームに参入して、地域でそれなりの実績を上げることが出来たと言えるのですが・・。
しかし、皮肉なことに現在では、町の工務店も大手ハウスメーカーもこぞってリフォームに力を入れています。それなりに品質も良く、価格も適正である場合が殆どなのでしょう。よもや未だにリフォームのことを「たかが営繕・・」などと見下している人もいないでしょう。
リフォームの醍醐味は、お客様の暮らしの歴史にリスペクトし、既存と調和したユニークな発想で作ったプランがカタチになった時、お客様が感動してくれることなのです。
リフォームって面倒くさいですか?
リフォームって愉しいでしょ?
代表取締役 松戸 明