阪神淡路大震災から30年 | 株式会社マツドリフォーム

阪神淡路大震災から30年

1995年1月17日、午前5時46分・・

あの忌まわしい阪神淡路大震災から30年が経ちました。当時、被害にあわれた方には、心より哀悼の意を表します。

生まれて初めて自然災害の悲惨さを目の当たりにした私は、あの日を境に人生観が大きく変わったことを今も鮮明に覚えています。住宅リフォームで起業して3年目、29歳の私の心に初めて、本当の意味で仕事に対する責任感というものが芽生えた瞬間でもありました。

阪神淡路大震災における被害の特徴として、直下型の地震(上下に振動)であったが為、木造住宅においては、柱が土台から抜けてしまう、いわゆる「ほぞ抜け」という現象が多発しました。土台から柱が抜けてしまう訳ですから、一瞬で建物は倒壊してしまいます。

多くの住宅の倒壊を通じて、ホールダウン金物(柱と土台と基礎を連結する部材)をはじめとする建築金物の重要性を知ることとなり、建物に対する基礎知識を一から勉強し直すと共に、国土交通省認可法人として発足したばかりの「木耐協」にも加盟しました。

木耐協では、阪神淡路大震災の被害状況の資料や画像をたくさん保管しており、倒壊した建物によっては、明らかに建てた側の責任では?と、思ってしまうような事例もありました。住宅に関わるということは、時として人の命を奪うこともあるということを思い知らされました。

その後、我が国では、毎年のように自然災害が起きているのは周知の事実です。自然災害に対して人間は無力なのかもしれません。しかし私は、建築リフォームの仕事に携わっている以上、住宅に対して常に真摯な姿勢を持ち続け、少しでも多くの既存住宅の安全性向上に関わりたいと願っています。そしていざ、川崎で自然災害が起きた際は、地域の建物の復旧の為、いの一番に行動するんだと、あらためて心に誓いました。

代表取締役 松戸 明

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