連日の大手中古車専門会社による不正の報道を観て、私たちの業界にも似たような話があるなぁ・・と、思ったので、ブログにあげておきます。
長年地域のリフォーム会社として活動していると、当然、お客様の数は増えます。有難いことに弊社の場合、既存のお客様からのリピート工事が全体の70%以上を占めており、毎月多くのお問い合わせを頂いています。
その中で数件、必ずと言っていいほど頂くお問い合わせに、飛び込みのリフォーム業者が家に来て、「屋根の瓦が取れかかっているから点検させてください」と言われたのだが、「いつもお願いしているリフォーム会社があるから大丈夫」と断った。でも心配なので、マツドさん一度見てほしいという内容。
その度に、担当者がお客様宅に伺い現場調査をするのですが、当然のように毎回何でもないというお決まりのパターン。恐らくそんな業者を屋根に上がらせようものなら、十中八九屋根を壊されてしまうのではないかと推察します。なので、たまたまこのブログをご覧頂いた方におかれましては、くれぐれもご注意頂きたいと思う次第です。
さて、数年前、国交省による既存住宅に関するセミナーを受けました。
そのセミナーでは、昨今、全国的に相当数のリフォーム詐欺が起きているとのことでした。その手口たるや聞くに堪えないものばかりで、お金の為なら人の迷惑を顧みず、平気で詐欺をする会社が増えているようです。しかし、それら行為を行っている輩にとって、住宅リフォームってどういう位置づけなのだろう?
正直、腹立たしくなりますが、私達が命懸けで駆け抜けてきたリフォーム業界が、未来永劫、健全で夢のあるものであってほしいと願ってやみません。
代表取締役 松戸 明