川崎市では、昭和56年以前に建てられた木造住宅で、耐震補強工事行う場合に最高300万円までの助成金が出ます。これは、全国的に見てもトップクラスの助成金です。
現在、築50年の木造住宅をその助成金を利用しての耐震補強工事を行っています。
耐震補強工事は、柱や梁など建物を支えている材同士を金物で留めて大地震の時でも外れないようにします。
必要に応じて、筋交いや構造用合板を使用して建物の強度を上げていきます。
これが、ただどこでもいいから強くすれば良いということでなく、あんまり強くしすぎてしますと、基礎の崩壊の原因になったり、建物の強度のバランスが崩れてしまい建物が大きくゆれて倒壊の原因になったりします。
耐震補強を行う場合は、いろいろ検討しなければなりません。そこが、建物によっては大変頭を悩ませるところです。