近年、人気の高い間取りとして、家族の全員が共有するクローゼットである「ファミリークロゼット」が広く注目されています。
「ファミリークロゼット」は、家族の衣類や小物などを一気に片付け、あるいは管理するといった非常に使い勝手のよいスペースです。「ファミリークローゼット」、「ファミリークローク」とも呼ばれています。
今回は、「ファミリークロゼット」の効率的な使い方について、詳しくご紹介したいと思います。
家事の効率化が望めるファミリークロゼット
ファミリークロゼットは、家族の全員が共有するスペースです。
そのため、家族の衣類などを細かく分けて配置する必要はなく、1か所にまとめておけるので家事の効率はかなりアップします。
また、この共有スペースをうまく活用することができれば、衣類や小物の管理が一元化され、必要なものの出し入れも簡単に行えるようになります。
仮に、各個人が個別に収納すると、その他の家族は目が届きにくくなり、どこにあるのかわからなくなるだけでなく、つい乱雑になりがちです。
しかし、ファミリークロゼットという共有スペースで管理することにより、衣類や小物などの配置も明確化され、乱雑さを解消することも可能となります。
整理整頓されたファミリークロゼットは、家事の際に必要なものをすぐに見つけることができるようになるので、時間の節約につながり、生活に余裕も生まれるでしょう。
お子様の独立後も有効に活用できます
ファミリークロゼットをつくったものの、子どもの成長や独立にともない、その使い方に困ってしまうケースもあるようです。
そんなときには、リフォームを行い、新しい用途としての活用を検討してみるのもよいでしょう。
例えば、書斎として活用する方法です。
仕事や勉強、趣味などに集中して取り組める専用スペースとして、書斎は最適です。
とくに、近年では働き方も変わり、リモートワークが行えるようなプライバシーを確保できる環境があると非常に便利です。
また、家事部屋として活用する方法もあります。
家事部屋とは、洗濯物を畳んだり、あるいはアイロンやミシンを使ったりなど、とても広範囲にわたる家事を行うための部屋となります。
ただし、家事部屋として使用する場合は、あらかじめ動線について検討しておくことも重要になります。
洗濯スペースや物干しスペース、キッチンなどのほか、ファミリークロゼットを加えた動線について、スムーズに移動できるよう設計しておくと、リフォームの計画も円滑に行えるでしょう。
まとめ
ファミリークロゼットは、家族全員が共有する重要なスペースであり、その効果を最大限に引き出すことで、家事の効率化が望めます。
家族が協力し合いながら整理整頓を行うことで、快適で効率的な生活を送ることにつながります。
また、将来のライフスタイルの変化にもリフォームなどで柔軟に対応できるよう、動線にも配慮しておくとよいでしょう。
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