トイレは、家族の全員が毎日使う場所であるだけに、最高にリラックスした空間づくりをしたいものです。
また、他の部屋と比べても、おしゃれで自分好みの演出を思い切って取り組みやすい点も、トイレリフォームの魅力といえます。
そこで今回は、最高にリラックスできるトイレのリフォーム術について、おもなポイントをご紹介したいと思います。
最高にリラックスできるトイレのリフォーム術
最高にリラックスできるトイレ空間をつくるには、いくつかのポイントがあります。
そのポイントについて、以下に解説いたします。
1) 便器の機能にこだわる
2) 壁紙にこだわる
3) 照明にこだわる
1) 便器の機能にこだわる
出典:「TOTOネオレストLS2・AS2タイプ」/『便座きれい』機能(2022.8新発売)
好評の、除菌水で便器を清掃する機能がさらに進化。便座裏も自動清掃するという画期的な機能が新搭載された商品。
日々のお掃除がラクになると、ストレスも軽減されます。
近年、トイレの便器は、暖房便座に始まり、節水、節電、除菌、自動開閉など、さまざまな機能が付加されています。
ニーズに合わせて機能を持たせることで、使う人の快適性を高められます。
また、トイレは汚れやすい場所でもあるため、とくに清潔さを保ち、気持ちよく利用できる環境をつくることはきわめて重要なポイントです。
例えば、タンクレストイレは、コンパクトで空間を広く使えることから、室内の掃除がしやすいタイプとなります。
さらに、同じ便器でも、汚れが付着しにくいものや掃除しやすい形状のものなどは、日常のお手入れが楽になり、ストレスの軽減につながります。
2) 壁紙にこだわる
壁紙は、採用する色によって見る人の印象を大きく左右する効果があります。
例えば、白系の色は、清潔感や清々しい印象を与えるとともに、空間を明るく、そして広く見せる効果が期待できます。
一方、黒系の色は、重厚で高級な雰囲気をつくり、また、空間を引き締めたり、目立たせたりするような使い方も効果的です。
その他にも、青や青紫のような寒色系は爽やかで落ち着きのある雰囲気を、黄やオレンジのような暖色系は陽気でエネルギッシュな雰囲気をつくれます。
自分好みの色や柄物の壁紙をアクセントとしてコーディネートすると、よりおしゃれな演出が可能となります。
(写真出典/全てPanasonic アラウーノシリーズ)
3) 照明にこだわる
トイレの照明は、室内の雰囲気をガラッと変える効果があります。 照明に使う電球の色は、リラックスできる空間づくりに適した「電球色」と明るく清潔感のある空間づくりに適した「昼白色」の大きく2種類から選べます。
ただし、「昼白色」は、室内を明るくする一方で汚れを目立たせてしまう点では注意が必要です。
照明の種類も、「ダウンライト」「シーリングライト」「ブラケットライト」などがあり、どのタイプを選ぶのかによって雰囲気は変わります。
鏡やタオル掛けなどのアクセサリーと組み合わせてコーディネートすると、統一感が生まれ、すっきりとまとまるでしょう。
また、間接照明を使うと、柔らかい光となって心地よさが増すだけでなく、おしゃれでホテルライクな演出ができるのも大きな魅力です。
まとめ
トイレは、これから先も長く使い続けることから、最高にリラックスできる空間となるよう、とくにこだわりを発揮したい場所といえます。 トイレのリフォームは、限られた空間ではあるものの、機能を付加することで快適性を高め、そして大胆なデザインにもチャレンジできる取り組みやすさがあります。
そのため、まずはトイレから始め、その次に浴室、さらにキッチンなど、段階的にリフォームしてみるのもよいでしょう。
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