これからリフォームや全面フルリノベーションなどを行いたい場合、専門家と打ち合わせを重ねながら検討し、具体的な内容を決定することになります。
しかし、初めてのリフォーム相談をするとき、「何から相談すればいいの?」や「具体的な構想がないと打ち合わせはできないの?」など、不安を感じる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、これから初めてのリフォーム相談をする方に向けて、どのような準備をしておくとよいのか、そのポイントについてご紹介したいと思います。
初めてのリフォーム相談をするときの心得
これからリフォームや全面フルリノベーションなど、新たな住まいづくりを希望している場合、理想とするプランをつくり、それらを実行していかなくてはなりません。
そのためには、まずプロである専門業者にリフォーム相談を行うことが第一歩となります。
具体的な構想が決まっていない段階であっても、いくつかのポイントについて準備しておくことで、少しずつ理想のプランをつくり上げていくことが可能です。
初めてのリフォーム相談のときに準備しておきたいポイントについて、以下にご紹介いたします。
➊ だいたいの予算
➋ 時期
➌ 住まわれるご家族様の生活形態
➍ 最低限リフォームしたい箇所
➎ 図面のコピー
➊ だいたいの予算
リフォーム相談の前には、だいたいの予算を決めておくことが重要です。
とくに規模が大きくなるほど資金計画は重要であり、ローンなども含め、確保できる資金について大まかに検討しておく必要があります。
詳細な金額については、プランを作成するなかで具体的に決めていくこととなります。
➋ 時期
リフォーム相談の前には、工事と引き渡しについて、希望する時期を決めておくことが重要です。
材料や施工などを手配するほか、とくにフルリノベーションとなると、引っ越しの調整が必要となります。
リフォームを行うときには、全体の流れを把握するとともに、完成までのスケジュール管理をしっかり行うことがポイントとなります。
➌ 住まわれるご家族様の生活形態
リフォーム相談の前には、一緒に住まわれるご家族様の生活形態について、長期的な視点で確認しておくことが重要です。
家族構成はもちろんのこと、家族ごとのライフスタイルは絶えず変化します。
現状のニーズだけでなく、将来の予測をしながら長期的なプランを構築してくことが、長く快適に暮らすうえでポイントとなります。
➍ 最低限リフォームしたい箇所
リフォーム相談の前には、最低限リフォームしたい箇所について検討しておくことが重要です。
リフォームは、悩みを解決したり、あるいは生活の質を高めたりすることなどがおもな目的となります。
しかし、それらをすべて実施するとなると、予算オーバーとなってしまうことも少なくありません。
家族全員で話し合って優先順位を付けるなど、最低限リフォームしたい箇所を決めておくことがポイントとなります。
➎ 図面のコピー
リフォーム相談の前には、図面をコピーしておくことが重要です。
とくに間取りの変更や、新たな設備の設置、移動など、規模の大きな工事には必要となります。
というのも、壁の裏側には柱や筋交いなど、建物にとって重要な構造が多くあり、それらを傷めると建物の強度に影響を及ぼす恐れがあるためです。
工事が始まってトラブルが発生しないよう、図面を用意しておくことがポイントとなります。
また、マンションの場合は、定められたルールの範囲で計画しなくてはならないため、管理規約を事前に確認しておくことも重要です。
まとめ
リフォーム相談は、理想の住まいづくりに向けた第一歩となります。
必ずしも具体的な構想をまとめておく必要はありませんが、今回ご紹介した5つのポイントについて準備しておくとよいでしょう。
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