理想の部屋づくりを考えるとき、運気をアップするために「風水」を取り入れたいという人も多いのではないでしょうか？

「風水」は難しいというイメージもありますが、簡単に行えるものもあるため、できることから取り入れてみるのもよいでしょう。

そこで今回は、運気アップにつながる部屋づくりを実現するうえで、ぜひ取り入れたい「風水」のポイントについて、解説いたします。

なお、リフォーム担当者は、風水師でないため、一般的によくいわれている内容についてご紹介したいと思います。

そもそも風水とは？

風水とは、占いのようなものとは異なり、快適な住まいを実現するための学問という位置づけとなります。
太陽や水、風などの自然の影響から生活を守るための知識や知恵として、古くから伝えられてきた環境学といえます。

つまり、自然の影響を考慮して住環境を整えることにより、運気アップにつなげようとするものです。

風水を取り入れた運気アップの部屋づくり

風水を取り入れた部屋づくりを行う場合、非常に多くのポイントがありますが、なかでも簡単に行えるものについて、ご紹介いたします。

玄関で取り入れたい風水

玄関は、運気が入ってくる場所とされ、非常に重要な意味をもっています。
とくに、暗い玄関は運気が下がるといわれており、いつも明るい空間を保つようにしておくこと、こまめに換気を行って湿気をため込まないことなどが幸運を呼び込むポイントです。

また、玄関に設置する鏡の位置によっても期待できる効果が異なります。

例えば、外から入り、玄関の左側に設置すると金運アップにつながり、右側に設置すると仕事運アップが期待できます。
一方で、正面に設置した場合や左右の両方に設置して合わせ鏡とした場合などは、運気を下げてしまうため注意が必要です。

リビングで取り入れたい風水

リビングは、家族が集まって多くの時間をいっしょに過ごす場所となります。
そのため、居心地のよい空間づくりをすることが重要です。

まずリビングは、家具や電化製品などを設置することが多く、それらをどのように配置するのかという点がポイントとなります。

例えば、東側にテレビなどの情報機器を設置すると、仕事運や勉強運のアップにつながります。さらにその横へ観葉植物を置くと、乱れた気を中和する効果が期待できます。

また、テレビの対面にはソファーを配置するケースも多く見られますが、その色選びもポイントのひとつです。
緑色なら心を癒して健康運を高め、黄色なら明るい雰囲気をつくって金運を高めるなど、どの色を選ぶのかによって効果も異なります。

＼カラーで運気UP／
緑色＝健康運
黄色＝金運
青色＝仕事運
桃色＝恋愛運

寝室で取り入れたい風水

寝室は、人生の1/3を過ごす場所であり、1日の疲れを癒す場所でもあります。
そのため、しっかりと睡眠がとれる環境をつくることが重要です。

まず寝室は、こまめに掃除や換気を行い、きれいな空気を取り入れておくことが基本となります。

そして風水では、一般的に避けられることが多い「北枕」がよいとされています。
これは、頭を冷やして足元を温めるほうが安眠につながり、高い健康効果が期待できることがその理由です。
そのため、南枕や西枕は、睡眠を中心に考えるなら避けておいたほうがよいといわれています。

また、観葉植物は睡眠中に運気を吸収すると考えらえており、置かないほうがよいもののひとつとなっています。

まとめ

風水は、古くから、生活を豊かにするための学問として広く発展してきたものです。

コストをかけず、簡単に始められることも多くあるため、運気アップを願う部屋づくりに風水を取り入れてみてはいかがでしょう。

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