長期優良住宅化リフォーム(その2)

先日このブログで報告しました、『長期優良住宅化リフォーム』の耐震補強工事についてです。 先日は壁の補強についてを載せましたが、壁の強度を強くすると、それを支えている基礎に大きく負担が掛かります。 そのままにしていると大地震が起きた時に、壁は大丈夫でも基礎が壊れてしまうかも知れません。 そこで、強度が不足する箇所を耐震設計で算出し、必ず補強する必要があります。

既存の基礎と新しい基礎のコンクリートが良く付くように、既存基礎の表面を削ってガタガタにします。

既存の基礎に鉄筋を挿し込み(その鉄筋は、専用の樹脂アンカーで固定します。)、新しい基礎と既存の基礎を一体化させます。

鉄筋の組み方(配筋)するには、細かい規定があります。 例えば、「一番下の鉄筋は底から6㎝以上空ける」、「コンクリートの表面から4㎝以上埋め込まれるようにする」、「あばら筋(縦の鉄筋)は20cm間隔にする」とかです。 これらの規定は、強度の確保のためや鉄筋をさびから守るなど、重要な理由があります。

そうして基礎の補強が出来上がります。

耐震補強で一番重要なのは、何より足元をしっかりさえることです。 瓦屋根の建物にお住まいの方は、瓦の重さを心配されている方がよくいらっしゃいます。 確かに、建物の上が重いと振り子の原理で建物が大きく揺れることがあります。 これも倒壊の要因のひとつになりますが、耐震補強を考える上では、そのことよりも基礎や土台、柱などの足元を強く、しっかり固定させることの方が先決です。 屋根の葺き替え工事は費用も高額になります。 耐震性能を向上させるには、基礎、耐力壁、接合部の強化の方が費用対効果に有効です。

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