玄関は、家族が毎日利用するのはもちろんのこと、来客時にはお出迎えをする場所でもあります。
家のなかでも使用頻度が高く、経年とともに汚れや傷みが生じたり、使い勝手が悪くなったりすることも少なくありません。
そのため、状況に応じてリフォームを行うなど、快適な空間を保つよう努めることがポイントとなります。
そこで今回は、使い勝手の良い玄関にするためのリフォームプランについて、ご紹介したいと思います。
使い勝手の良い玄関にする3つのリフォームプラン
玄関の周辺は、一戸建てやマンションに関係なく、経年劣化やライフスタイルの変化により、使い勝手が悪くなることがあります。
玄関を使い勝手良くするためのリフォームプランについて、おすすめの3つをご紹介いたします。
玄関ドアの交換リフォーム
玄関ドアは、毎日何度も開閉することから、劣化や故障によって扱いにくくなることがありますが、その場合は新しいものと交換するリフォームが効果的です。
玄関ドアの交換は、きわめて簡単な工事で快適性を高められるため、非常にコスパのよいリフォームといえます。
とくに近年では、機能を付加したものも多く登場しています。
例えば、断熱性に優れる玄関ドアは、外部の温度の影響を受けにくく、室内温度の安定化や玄関での結露対策に有効です。
その他にも、防音や防犯、通風など、さまざまな機能を有するものがあり、これらに交換することで、生活の質の向上を図れます。
ただし、マンションの場合、玄関ドアは共有部になりますので、個人で交換することが出来ませんので注意してください。
玄関を明るくするリフォーム
》お客様施工事例「クロスとタイル使いの楽しいインテリア (川崎市中原区)」
玄関が暗いと、湿気がたまって空気環境が悪くなりやすく、また来客時にはよくない印象を与えてしまうこともあります。その場合は、空間を明るくするリフォームが効果的です。
例えば、壁や天井の色を膨張色である白を基調とする仕上げ材に張り替えると、明るく、空間の広がりを感じられます。
また、玄関につながるリビングなどの建具をガラス付きにしたり、玄関ドアに採光性のあるものを採用したりすると、適度な光を玄関内に採り込めるようになります。
その他にも、下駄箱の下側に足元を照らす間接照明を設けると、明るさだけでなくおしゃれな演出も可能です。
玄関の安全性を高めるリフォーム
》お客様施工事例「オリーブグレーカラーが気品を漂わせるキッチン(川崎市宮前区)」
高齢者と暮らす住まいは、玄関にも危険が生じることがありますが、その場合は安全性を高めるリフォームが効果的です。
例えば、玄関の土間やホールの床材を滑りにくいものに張り替えると、転倒リスクを抑える効果が期待できます。
さらに、玄関収納を造作して物をすっきりと片付ければ、思わぬ躓きなどの危険も回避できます。
他にも、手すりや腰掛などを取り付けたり、一戸建てであればアプローチにスロープを設けたりすると、高齢者も安心して移動できるようになります。
まとめ
玄関は、1日の始まりと終わりに利用するため、気持ちよく使えるよう維持したいものです。
そのためには、日ごろのお手入れはもちろんのこと、経年劣化やライフタイルの変化に応じて、使い勝手よくリフォームしていくことがポイントとなります。
家の顔でもある玄関のあり方を、じっくりと見直してみるのもよいかもしれません。
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