住み慣れた家でも、加齢や設備の老朽化によって使い勝手が悪くなるものです。
また、出産や子供の独立で家族構成が増減するなど、ライフステージごとに住まいのあり方が変わることもあります。
そんなときには、さまざまな変化に合わせて家を変えていくと、生活の質を高め、居心地のよい環境を効果的につくれます。
しかし、自分に合わせて家を変えるのではなく、家に合わせた生活をしているという人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、自分に合わせて行うリフォームのポイントについて、詳しく解説したいと思います。
自分に合わせて行うリフォームのポイント
「機能性」の視点より、動線、家事、バリアフリーのキーワードがポイント
自分に合わせて行うリフォームとして、まずポイントとなるのは「機能性」です。
「機能性」を考慮してリフォームを行うことで、快適で安全な住まいづくりが可能となります。「機能性」を考慮したリフォームについて、簡単にご紹介いたします。
動線を考慮したリフォーム
家族が生活で利用する動線を考慮して行うリフォームは、住まいの機能を高める重要なポイントです。
異なる目的で利用する動線が干渉し合うと大きなストレスとなりやすく、また動線の距離が長いほど生活の効率は悪くなります。
そのため、できるだけ動線が交わらないよう、そしてできるだけ距離が短くなるよう計画することが重要です。
家事を考慮したリフォーム
ふたくちコンロなど、コンパクトサイズながらもデザイン性が高いと支持されているウッドワン。
もちろん、標準的なサイズのキッチンもあります。
ショールールではおしゃれなスタイリングも楽しめておすすめ。
生活のなかでも負担の大きな家事を考慮して行うリフォームは、住まいの機能を高める重要なポイントです。
例えば、トイレは、便器をコンパクトなタイプに交換して空間が広げたり、汚れが付着しにくい床材を採用したりすると、掃除が楽になります。
また、キッチンの高機能化や動線に配慮した配置により、かなりの時短が図れ、余裕も生まれます。
バリアフリーを考慮したリフォーム
家族の高齢化に対応するためのバリアフリーを考慮して行うリフォームは、住まいの機能を高める重要なポイントです。
加齢にともなって体力が衰えると、住み慣れた家の中にも危険が生じるようになります。
例えば、階段や床、浴室などにある段差は、転落や転倒の原因となり、重大な事故につながることも少なくありません。
また、建物内に温度差があると、場合によってはヒートショックを引き起こすこともあります。
建物内に潜む危険な状態を取り除き、スムーズな移動や行動を補助するための機能を付加することで、安全に暮らせる環境づくりが実現できます。
まとめ
自分に合わせて行うリフォームは、これからも長く、そして快適に暮らしていくうえで重要なポイントとなります。
修繕だけがリフォームではありません。
理想の住まいを手に入れるのもリフォームを行う醍醐味のひとつです。
まずは、家族の悩みを取り除き、必要な機能を付加することを検討してみてはいかがでしょうか。
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